■ 各機能・特徴の説明


軽快な動作

Anciaは、軽量なライブラリWTLの使用や、ファイルアクセスを出来るだけ減らすなどで軽快な動作を目指し作成しています。自環境ではGoogle Chromeと同等かそれ以上の起動速度です。

マルチスレッド・マルチプロセス

タブをマルチスレッド(規定)、マルチプロセスで動作させ、ほかのタブに与える影響を少なくしています。シングルスレッドで動作させることも出来ます。ただし、マルチプロセスは、新規タブへセッションが継続できない問題があり通常使用はお勧めしません(同じタブでは問題なし)。

マルチスレッド・マルチプロセスの動作は、「ツール(T)」「アプリケーションのオプション(O)」「タブ動作スタイル」で変更ができます。

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ドロップアクション

ドロップアクションは、テキストやリンクをドラッグドロップすることで様々な動作を行うことができる機能です。ページの選択テキストまたはリンクをドラッグすると、ボタンが表示されます。ボタンにドロップすることで、選択テキストならテキストでGoogle検索、リンクならリンクをコピーなど、さまざまな動作がわずかなマウス操作で可能です。

ドロップアクションで表示されるボタンは、ドラッグしているものがテキストかリンクかで異なります。

  • テキストの場合:「コピー」「Googleで検索」「ハイライト」など
  • リンクの場合:「リンクをコピー」「Google Chromeで開く」「aguse.jsで調査」「画像を保存/開く」など
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ドロップアクションは、外部アプリケーションからも受け付けます。例えば、秀丸から選択テキストをドラッグし、ドロップアクションの「Googleで検索」ボタンにドロップすることが可能です。

ドロップアクションのボタン変更は、「ツール(T)」「ドロップアクションの設定(D)」から行えます。

ボタン型マウスジェスチャ

Operaの右ボタンを押しながらマウスを動かすことで動作が行えるマウスジェスチャと同じですが、ボタン型マウスジェスチャは、マウスを動かすことで、動作が行えるボタンが表示される点が違います。

Operaでは「上」+「下」でページ更新が行えますが、ボタン型マウスジェスチャは「上下左右」の4方向しか認識されません。その分、「左」に動かすと戻る系のボタン(「戻る」「すべて戻る」)、「右」に動かすと進む系のボタン(「進む」や「スクロールtop/bottom」)が表示され、複雑なマウス方向の組み合わせを覚える必要がありません。

既定の設定では、右ボタンを押しながら

  • 「上」へ動かした場合:「更新」「上へ移動」「閉じたタブを開く」「現在のページを複製」「ローカルホームへ移動」
  • 「下」へ動かした場合:「閉じる」「左のタブを全て閉じる」「「右のタブを全て閉じる」
  • 「左」へ動かした場合:「戻る」「すべて戻るへ移動」「サイドバーを表示」
  • 「右」へ動かした場合:「進む」「一番下へスクロール」「一番上へスクロール」

のボタンが表示されます。

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マウスジェスチャのボタン変更は、「ツール(T)」「マウスジェスチャの設定(M)」から行えます。ボタン型ではなく、Opera型のカーソル型マウスジェスチャもサポートしています。ボタン型・Opera型マウスジェスチャの切り替えは、「ツール(T)」「アプリケーションのオプション(O)」「マウス動作の設定」から行えます。

オートテキストリンク

オートテキストリンクは、ページに含まれるURLらしいこのようなテキストを

 ttp://www.google.co.jp/

を自動的にリンクに変換する機能です。自動的に変換したリンクは、リンク先が怪しいことがあるので、開くとき、確認ダイアログが表示されます。自動生成リンクをドロップアクションの「aguse.js」に渡すことで詳細な調査も可能です。

検索エンジンは検索候補対応

検索候補やOpenSearchに対応しており、検索エンジンの追加ページや、検索プロバイダの追加から検索エンジンを追加できます。追加した検索エンジンは、検索バーに設定することが出来、検索エンジンがサジェストに対応していれば、検索バーに検索候補が表示されます。

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検索バー・ハイライトバー

検索バーから検索を行うと、ページ上部にハイライトバーが表示されます。バーのボタンには、ハイライト数が表示されます。「Ctrl+H」または、バーの何もないところをダブルクリックすることでハイライトする語句を追加できます。ハイライトバーの内容で、別のエンジンで検索したいときは、「検索」ボタンから行えます。

ハイライトバーに追加できる語句は、最大で8つまでです。検索バーは、貼り付け検索も対応してます。ハイライトは、閉じたタブを開きなおしても復元されます。

hilite.png

いくつも使えるツールバー・検索バー

標準的なボタンを備えたツールバー・検索バーは、いくつも使うことが出来ます。ツールバーの追加は、「ツール(T)」「アプリケーションのオプション(O)」「ツールバーの設定」から行えます。バーの配置位置は、自由に設定できます。

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インライン検索

「Ctrl+F」でインライン検索が行えます。入力の毎に、ページの語句が検索され、hit数も表示されます。

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マルチブックマーク

マルチブックマークとは、アプリケーションで複数のブックマークを使用できる機能です。現在、IEのお気に入り、Google Chrome、Firefox、Operaのブックマークをサポートしています。ブックマークの内容はツールバーにも表示できます。

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ナビゲートロック・クローズ抑止・セキュリティの切り替え・ページキャプチャなど

大体のタブブラウザが備えている

  • ツールバーカスタマイズ(特大・大・中・小ボタンサイズサポート)
  • ナビゲートロック、タブを閉じることを抑止するクローズロック
  • JavaScriptの実行制御や、画像表示有無・ページ側自動更新のMeta Refresh有無などのセキュリティ制御
  • プロキシサーバの指定
  • Cookieの制御
  • 大きいイメージの画面内リサイズ
  • ページの表示倍率(%)の変更
  • 閉じたタブを開き直したとき、戻る・進む履歴の復元
  • 閉じたタブを開き直したとき、ナビゲートロック状態などの復元
  • 起動時の前回タブの再現
  • ページのキャプチャ
  • アプリケーションを規定ブラウザに設定
  • ユーザスタイルシートの設定(ページ単位で個別設定可能)

を実装済みです。

navlocsec.png

ツールバーカスタマイズは、「ツール(T)」「アプリケーションのオプション(O)」「ツールバーの設定」から行えます。

スクリプト機能

アプリケーションは、Active Scriptingに対応しており、ユーザによるスクリプト操作が可能です(参照:スクリプト リファレンス)。スクリプトファイルをscriptフォルダ配下に保存すれば、ドロップアクション・マウスジェスチャ・ショートカットキー・ツールバーボタン・URLアクションに割り当てることができます。スクリプト機能を使用するためにレジストリ登録の必要はありません。

script.png

注意点として、スクリプトファイルは、文字コードをUnicode(UTF-16)で保存する必要があります。

URLアクション(TridentでもAutoPagerize)

URLアクションは、ページの読み込み前、読み込み後に任意の動作が行える機能です。任意の動作には、スクリプトが選択できます。たとえば、ログインページのURLでlogin.jsをいうスクリプトをページ読み込み後に実行する設定とすれば、自動ログインが可能となります。

単純なブックマークレットなら、そのままの内容で動かすことができます。TridentでAutoPagerizeを可能にするブックマークレットxAutoPagerizeがありますが、このブックマークレットをページ読み込み後に実行させるとAutoPagerizeが可能になります。

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URLアクションの設定は、「ツール(T)」「アプリケーションのオプション(O)」「URLアクションの設定」から行えます。

xAutoPagerizeは、ここよりアプリケーションへ追加でき、URLパターンを「*」として登録することで使用できます。URLパターンは「*」である必要はなく、ユーザが任意で設定でき、URLアクションを実行するページを限定することもできます。

スクリプトや検索エンジン登録可能なショートカットキー

ショートカットキーには、標準のコマンドだけではなく、検索エンジンやスクリプトも割り当てることが出来ます。検索エンジンを割り当てた場合は、選択テキストがあれば、ショートカットキーからそのテキストで検索することが出来ます。

ショートカットキーカスタマイズは、「ツール(T)」「アプリケーションのオプション(O)」「ショートカットキー」から行えます。

項目を検索可能なオプション

ブラウザはオプション項目が煩雑になりがちですが、そこを解決するため、オプション項目を検索できるようにしています。また、項目毎に簡易的な説明も表示しています。空のキーワードで検索すれば、全設定項目を表示することも可能です。

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Internet Explorerのサイドバー・ツールバーが使用可能

RSSバーExplorerBarPlusといったIE用サイドバー、Google ToolbarロボフォームツールバーといったIE用ツールバーが使用できます。もともとIE用のものを動作させているため、すべてが正常に動作するわけではありません。動作すればラッキー程度に思ってください。

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Windows7、IE9対応済み

Windows7のジャンプリストやタブごとのサムネイル、読み込み状態のタスクバープログレス表示やAero描画対応済みです。さらに最新のInternet Explorer9にも対応済みです。

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最小限のレジストリ使用

規定では、入っているTridentエンジンを最新の設定で動作させるようになっています。最新の設定でTridentエンジンを動作させるため、この部分についてだけはレジストリを使用しています。使用しているレジストリ箇所は、オプション設定に書いてあります。他の動作設定は全てアプリケーションフォルダに保存されます。

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インストール不要・ポータブル可

アプリケーションはインストールする必要がなく、フォルダごと持ち運ぶことができます。マルチブックマークの設定で、IEブックマークのパスを相対パスとすれば、お気に入りも持ち運ぶことができます。アンインストールは、アプリフォルダごと削除でOKですが、規定のブラウザに設定した場合は、関連付けの解除を行ってからの削除を推奨します。

タブマネージャ

「ツール(T)」「タブマネージャ(T)」から起動できるタブマネージャ(別プロセス)は、アプリケーションが、マルチスレッド/マルチプロセスで動いているとき、タブを強制終了できる機能を備えたものです。タブが固まった場合、タブマネージャから強制終了することで、アプリケーションの固まりから救える可能性があります。

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LastModified: 2013-12-08